- きょうこう
- I
きょうこう【凶荒】農作物の実りが非常に悪いこと。 凶作。 飢饉(キキン)。 凶歉(キヨウケン)。IIきょうこう【凶行・兇行】凶悪な犯行。III
「~に及ぶ」
きょうこう【匡衡】中国, 前漢の人。 字(アザナ)は稚圭。 家貧しく, 隣舎の壁に穴をうがって光を引いて読書し, 大儒になったという。 官は太子少傅に至る。 生没年未詳。IVきょうこう【向後・嚮後】これからのち。 以後。 今後。 きょうご。 こうご。⇔ 向来「~万端よろしくお願いします」「~かかるわざすべからず/宇治拾遺 14」Vきょうこう【峡江】⇒ フィヨルドVIきょうこう【強攻】多少の危険や不利を覚悟して積極的に攻めること。VII「要塞を~して多数の戦死者を出す」「~策」
きょうこう【強硬】意志が強くて容易に妥協や屈服をしないさま。⇔ 軟弱「~な意見」「~に反対する」﹛派生﹜~さ(名)VIIIきょうこう【強行】無理・障害の多いことを思い切って行うこと。IX「悪天候の中で大会を~する」「~採決」
きょうこう【恐惶】(1)おそれかしこまること。「~至極」「良心に逐れて~せる盗人/義血侠血(鏡花)」
(2)候文の手紙の末尾に書く挨拶(アイサツ)の言葉。Xきょうこう【恐慌】(1)〔経〕〔panic〕景気変動の後退局面で, 需要の急速な低下, 商品の過剰, 物価の下落, 信用関係麻痺(マヒ), 企業倒産, 失業が急激かつ大規模に生じ, 一時的に経済活動全体が麻痺すること。 経済恐慌。 パニック。(2)おそれあわてること。XI「~をきたす」「~し, 狼狽し, 悩乱し/金色夜叉(紅葉)」
きょうこう【拱構】アーチ型の構造物。XIIきょうこう【挟攻・夾攻】はさみ打ちにして攻めること。 夾撃。XIIIきょうこう【教皇】ローマ-カトリック教会の最高位の聖職者。 使徒ペテロの後継者として全教会を統率する。 バチカン市国元首。 枢機卿(スウキキヨウ)の互選により選出される。 ローマ教皇。 法王。 きょうおう。→ コンクラーベXIVきょうこう【橋構】橋に用いる構桁(コウゲタ)。XVきょうこう【胸甲】(1)鎧(ヨロイ)の胸当て。(2)鞅(ムナガイ)。XVIきょうこう【胸腔】肋骨(ロツコツ)・胸椎(キヨウツイ)・胸骨・横隔膜によって囲まれた空間。 内部に心臓・肺・大動脈・食道などがある。 きょうくう。XVIIきょうこう【郷校】(1)村里の学校。(2)中国, 周代の学制で郷に置かれた小学。 庠序(シヨウジヨ)。 郷学。XVIIIきょうこう【郷貢】中国, 唐代の科挙において, 士を選ぶのに学校から選抜するのでなく, 州県の長官の選抜によって採った者。XIX「~進士」「~郎」
きょうこう【鏡匣】鏡を入れる箱。 くしげ。XXきょうこう【驚惶】驚きおそれること。 驚きあわてること。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.